こんにちは!営業担当の『倉田』です。
あいにくの空模様となった週末でしたが、少しずつ春の陽気を感じさせる気配がしてきましたね!
季節の移ろいを感じるたびに、美しい四季のある日本に生まれてきて良かったなぁとしみじみ感じます。
本日は、
・お客様をご案内する物件の鍵受領
・来店予約のお客様へのお電話
・売出し中物件のHP掲載内容更新
・HPから会員登録いただいたお客様へのお電話
の業務を行いました。
【ときどき見かける『用途地域』って、一体何なの?】
『SUUMO』さん、『at-home』さんなど、皆さんおなじみの物件情報検索サイト(不動産ポータルサイト)を見ていると、
物件情報の中に『用途地域』という文字を目にしたこと、ありませんか?
『第一種住居地域』『近隣商業地域』など、確かに目にするんだけど、一体何なの?って方も多いと思います。
この『用途地域』ですが、『都市計画法』という法律によって定められており、用途によってなんと13もの地域に分けられているんです。
計画的に市街地を形成するために法律で定められており、それぞれ建てられる建物の種類や規模などの制限があります。
何故このような地域による制限を設けているかというと、例えば小学校のすぐ隣に大きな商業施設があったり、公園のすぐ横に大きな工場が建てられたりすると、無秩序で住みにくい街になってしまいますよね?
そのため、住居のための地域・商業のための地域・工業のための地域といった具合にエリアごとに用途を定めておくことで、計画的な整った街並みが実現できるようになっているのです。
【『用途地域』を見ると、その後の暮らしがイメージできる?】
実は、この『用途地域』によって、その物件のエリアでどんな暮らしが待っているのか、ある程度予想することができるんです!
例えば、主要な駅周辺や幹線道路沿いは店舗などが多く、テナントビルがひしめき合ってますよね?
そういったエリアは『商業地域』や『近隣商業地域』という用途地域になっています。
この地域はマンション的には「好立地」のため、中高層マンションやタワーマンションなども多いのですが、そもそも住環境ではなく商業利便性を重視する地域のため、日照などを保護するための規定も適用されないという側面もあります。
一方で、例えば丘陵地などを整備して作られた住宅街などは、大きな建物や商業施設が少なく、戸建住宅中心の閑静な街並みが広がってたりしますよね?
こういったエリアは『第一種低層住居専用地域』といった用途地域になっている場合が多いです。
その名の通り低層住居に係る良好な環境を保護するための地域のため、敷地に対して建てられる建築物の大きさや高さについても、他の用途地域に比べ制限が厳しくなっています。
マンションも低層のシックな佇まいのものが多く、いわゆる「高級住宅街」が多いのもこの地域の特徴ですが、一方で商業施設についてはほぼ皆無で、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなども基本的には建てられません。
医療施設なども診療所規模のものに限られ、ちょっとした買い物や、体調不良などの際には若干不便を感じるかも知れません。
もちろん、最終的には物件そのものを見て、個々の近隣環境をしっかりと見た上で判断をしていただくのが一番重要ですが、この『用途地域』によってある程度周辺の環境を把握しておくと、その後の暮らしをイメージしやすくなりますよ!
あなたの理想のマンション探しの手助けになるかもしれない『用途地域』、参考にしていただくと少し違った視点で物件探しをできるかもしれませんね!
※『SUUMO』さんの記事が分かりやすくておすすめです!
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/other/youtochiiki/
参考:『用途地域とは? 用途地域の一覧で土地や家を探すときやライフスタイルにあった地域の選び方を知ろう』